芸能界の仕事は「運」に左右される!?
我が子をテレビコマーシャルや雑誌のキッズモデルとして活躍できるようになるには、運も必要です。
なぜなら、この芸能という業界ほど、「運」という得たいの知れないものに左右される世界はないからです。
例えば、こんな話が先日読んだ雑誌に書いてありました。
あるテレビコマーシャルの仕事があり、集合場所は新宿のあるビルの前で、集まりの時間は朝の7時。
CMの仕事をもらった子供の家は、集合場所まで2時間以上かかる距離だったことから、間に合うようにお母さんと子供は家を出た。
どころが、撮影が急遽、変更という連絡が入り、時間までに間に合わない…。
こうなると、気の毒ですが、他の子供を撮影現場にさしむけることになってしまうですよ。
この仕事は、子供のスケジュールとかは大事にされません。
主演の男優さんや女優さんのスケジュールを優先して動いているからです。
また、パンフレットを作成する前の段階に、最初の関門としてカメラテストがあります。
カメラテストは、0歳児からはじまり、会場はかなり慌ただしくなります。
くずる子供、動き回る子供などもいるので、おもちゃもたくさん用意されています。
それにも関わらず、カメラテストで泣いてしまった子供は残念ながら不合格になってしまいます。
厳しいようですが。やはり現場で泣かれてしまっては困るからです。
もちろん、いつもは表情豊かで可愛いらしい子供が、その日はたまたま体調が少しだけ悪かっただけかもしれません。
もしかしたら、おしめの具合が悪かっただけかもしれません。
逆に、いつもは泣き虫なのに、その日は機嫌がよくて素敵な笑顔で写真に写ることだってあります。
うちの子も「プロフ写真を撮ってもらおう」。
そう思った瞬間から「運」は始まっているんですよ。
もちろん、運だけで仕事が続いたり、売れっ子になるわけではありません。
運はあくまできっかにすぎません。
でも、そのきっかけとなる小さな運でも、大切にしていかないと大きな「運」はつかめないということに、志村さんの業界キッズ撮影会で気づかされました。